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日 本 支 部 


支部長

渡辺 貢 博士
株式会社 渡辺オイスター研究所 
代表取締役社長
一般財団法人 かき研究所 評議員

連絡先:

〒 192-0154 八王子市下恩方町 490-3
TEL: 042-651-8118
Email: gakujutsu@oyster.co.jp



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 ニュースレターを創刊し、会員の皆様にお届けいたしました

 

 

 

 


支部運営方針

 世界かき学会日本支部は、世界かき学会のビジョン・使命、目標に共感し、その実現のために行動を共にするものである。その上で、日本支部の特徴として以下の方向性を表明する。

  1. 日本支部は、牡蠣のヒト・動物・植物の健康に対する機能性を探求し、牡蠣の付加価値を高める研究、技術開発を推進、奨励する。 

    牡蠣が食糧であるとともに、人類の健康に貢献しうる付加価値の高い産物であることを証明する研究は、牡蠣産業の地位の向上と発展に貢献する。牡蠣の付加価値を高めるために、水産学、栄養学、食品加工学、薬学、医学などを総合的かつ 相互的に結合し、牡蠣がいかに人類にとって付加価値の高い資源であるかを研究し、普及してい く。
    また漁場から食卓までの流通工程についても研究し、食の安全に寄与する。

  2. 沿岸生態系の生物多様性の維持とその回復に関与する持続可能な牡蠣養殖の研究を奨励する。

    水産資源の過密養殖は漁場の汚染や老化、赤潮などの環境問題を引き起こしてきた。牡蠣が、 水中のプランクトンや懸濁粒子などを濾過捕食し、水質環境の浄化を行っていることが広く知られている一方で、これらの餌による牡蠣の毒化による出荷停止などの被害も報告されている。健全な牡蠣の生産には海洋生態系の環境収容力を考慮する必要がある。そこで日本支部では、牡蠣の養殖環境の研究を推進し、沿岸生態系の保全と生物多様性の維持に寄与する持続可能な牡蠣生産に貢献する。

  3. 日本支部は世界かき学会の使命の遂行を文化と言える次元まで昇華させる活動を行う。

    牡蠣の養殖加工技術および加工製品と人類の健康に関する研究等は人類共通の財産である。それを文化という次元まで昇華することは人類にとって普遍的な価値となる。その文化を広く伝播し、次代に繋げることが、現在、牡蠣に関する研究を行う我々の使命と思われる。そこで、牡蠣が人類に与える利益に関する一般大衆の知識を向上させるため、牡蠣に関連する市民講座などを開催し、牡蠣に対する知識を啓蒙する。また、国内の牡蠣研究者、業者、教育関係者、関連自治体等と連携を取り、研究成果を共有できるシステムの構築を目指す。

 

 世界カキ学会日本支部ニュースレターの発刊によせて
支部長 渡邉 貢

 世界カキ学会日本支部は、結成されて以来 5 年が経過しました。会員の皆様には、日本支部へのご尽力を賜り心より感謝申し上げます。その間、日本支部はベトナム、アメリカの国際かきシンポジウム(IOS) での学会発表が認められ IOS 学会賞を 2 回受賞致しました。
 この度、世界カキ学会日本支部は、学術学会としての要素を強めるために、「世界かき学会日本支部ニュースレター」を発行するに至りました。今回は長崎県立大学副学長の田中一成教授からは「牡蠣の食と健康」との寄稿文を賜りました。日本支部は、特徴ある運営方針の一つである「牡蠣の食としての付加価値を高める栄養学、薬学、医学の研究」の推進を奨励して参りたいと思います。
  中国「本草綱目」に書かれている牡蠣の機能性についての追究も、その具体的な手段となると思います。当研究所は、「本草綱目」を一つのヒントとして、マガキ軟体部より新規抗酸化物質DHMBAを発見・同定しました。
 また、世界かき学会副会長・東北大学高橋計介准教授からは「フランス・トー湖における先進的なカキ養殖」の寄稿文を賜り、牡蠣養殖の技術開発の研究、牡蠣の生態研究の学術性についても高めて参りたいと思います。
  そこで、二年後を目途に、日本支部学術集会を開催する予定としております。基調講演の先生をお迎えし、大学、水産試験場などの研究者また大学の学生の口頭発表、ポスター発表を募集する予定です。
 日本支部は、新しいステージに入り、学術学会としての発展の時期を迎えなければなりません。会員の皆様には、一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます
(ニュースレター創刊号巻頭言より)

掲載記事

・牡蠣と食と健康
・フランス・トー湖における先進的なカキ養殖
・ヒト・ノロウイルスが培養できるようになった