世界かき学会

運営組織

5支部体制

背景

 世界かき学会(WOS)は平成17年7月に東京ビッグサイトにおいて財団法人かき研究所の主催により開催された第1回国際かきシンポジウムの総括討議の席上で設立案が提起され発足しました。会員数は平成24年12月現在33か国549名です。オーストラリア・日本・台湾・中国・ベトナムのアジア・オセアニア圏の5か国で会員構成比は81.2%となり、世界のかき生産国を網羅するまでに会員が増加しました。 会員申込書の「コメント」欄には、当該申込者の研究や事業内容、プロフィールの記載以外に、「かき養殖技術や遺伝学等の多様な情報・知見を入手したい」、「かき養殖の技術開発・向上を図りたい」、「国際交流を確立したい」、「貢献したい」等々のWOSに対する期待や要望の記述が散見されます。 会員のグローバル化は進んでいるもののネットワーク化は途上にあり、今後かき産業のグローバルネットワーク構築には会員のネットワーク化が課題であります。

 世界のかき養殖生産に目を転じますと、2010年のFAO統計によれば生産量は中国が81.2%と圧倒的なウエイトを占め、日本・韓国及び台湾を加えると92.4%になり、アジア・オセアニア圏では94.0%と世界の殆んど全てを占めていることが分かります。 
一方、食糧問題は世界的な課題となり、世界の飢餓状況はFAO、WFP(国連世界食糧計画)によればアジア・太平洋地域が最も多く5億7,800万人と言われています(2010年9月発表)。 アジア・オセアニア圏におけるカキ養殖生産が食糧問題解決への鍵となるのか、その可能性を探る意義は大きいのです。 また、WOS会員構成や食料問題、さらに養殖生産技術のレベル等の現状を踏まえてこれからのWOS活動の重点地域はアジア地域であり、課題はカキ養殖生産技術から物流、経営に至る様々な問題解決と改善向上であると言えます。

5支部体制

 このような背景からWOSはビジョン・使命・目標に沿いながら、地域別に課題とその優先順位を明確にして活動を展開してゆくために新たな地域別組織体制として下図のとおり5支部体制を設け、支部長もそれぞれ決まりました。

 2013年12月にベトナムで開催された第5回国際カキシンポジウムの期間中にWOS運営委員会が開かれ、その席上で各支部長から支部方針が発表されました。

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(December, 2018)
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会長

森 勝義 氏
世界かき学会会長

1965年:東北大学大学院農学研究科博士課程中退
1965年:東北大学農学部助手
1972年:農学博士(東北大学)
(博士研究員、1974~1976年、カナダNRC:ハリファックス)
1985年:水産庁養殖研究所栄養代謝部飼料研究室長
1991年:東北大学農学部教授
1999年:東北大学大学院農学研究科教授
2001年:東北大学大学院農学研究科長・農学部長
2003年:東北大学名誉教授

 この間、水産動物の生殖機構および生体防御機構の解明に取り組み、1978年には「二枚貝におけるステロイドの生理作用」により日本水産学会奨励賞を受賞、また2002年には「水産増殖生理学における一連の研究」により日本水産学会賞功績賞を受賞。 2000~2003年、日本水産増殖学会会長。2007年、水産増殖学会の発展に著しい業績を挙げた者に与えられる日本水産増殖学会賞を受賞。
 なお、1995~2003年、財団法人かき研究所常務理事・研究所長を兼任、2003年より同財団理事長。
 2005年より世界かき学会会長

運営委員

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